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2021.05.20
工法転換事例シリンダー(工作機械部品)部品を機械加工→プレス加工へ工法転換
◇お客様のお困りごと
現在、製造ロットが少ない為、機械加工で製品を作っています。
コストダウンを図るためプレス化を検討していますが、その場合、どの程度の生産量があれば、金型費用を含め、コストメリットがあるのでしょうか?また、プレス加工で要求品質を満たすことが出来るのかも教えて下さい。
◇当社からのご提案
200~1000ヶ/月 程度のロット数であれば、プレス化の検討を推奨させて頂いております。
今回、ご質問頂いた製品については、プレス化における製品単価のコストメリットが大きいので、金型費用の回収についても問題はありません。
また、品質については、製品断面の仕上がりは機械加工と同様の美しさ、角部のダレも僅か(右図A)、はめあい公差(右図B)も要求寸法を保証することができました。
なお、過去における同様の事例では、機械加工品をプレス化することで、製品単価を80%低減し、金型費用を5ヶ月で回収できた事例もあります。